福岡ソフトバンク退団の川崎宗則選手、記憶にも記録にも残るプロ18年間の歴史

2018.3.28(水) 13:54 Full-Count 広尾晃
福岡ソフトバンクから退団となった川崎宗則選手(C)Full-Count

ケガと自律神経の病気により福岡ソフトバンクを退団

昨オフから未契約の状態となっていた福岡ソフトバンクの川崎宗則選手が、故障と自律神経の病気を理由に退団を表明した。NPBで13年、MLBで5年のキャリアだった。
川崎宗則選手は「松坂世代」の一学年下。鹿児島工から1999年のドラフト4位で福岡ダイエーホークスに入団。甲子園経験はなかったが、身体能力の高い内野手として注目され、2003年には鳥越裕介氏に代わって正遊撃手のポジションを獲得、以後、リーグ屈指の遊撃手として活躍した。
打っては積極的な姿勢で、鋭い打球を左右に打ち分ける広角打法。足も速く、盗塁王1回。30盗塁以上を5回も記録している。はつらつとしたプレーで人気も高く、2003年から8年連続でオールスターゲーム...

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