球速差50キロ以上の投球を絶賛「マキタのボールに慣れるには時間がかかる」
パドレスの牧田和久投手はメジャー1年目のスプリングトレーニングを終え、29日(日本時間30日)にはいよいよ開幕戦ブルワーズ戦に挑む。オープン戦では8試合に登板し、2勝0敗、防御率4.50。サブマリン投法で注目を集める右腕は、メジャーでも活躍できるのだろうか。パドレスの番記者が33歳のルーキーシーズンを占ってくれた。
「彼は本当に興味深いよ。日本球界では分からないけれど、あんな角度からボールをリリースする選手はメジャーで見たことがなかった。ほとんどマウンドに触れそうなぐらいだ。まさにエンターテイメントだよ。彼は効果的な存在になると思う。誰もがボールを投げる角度に注目している。沈むツーシームから、ストライクゾーン高めに決まるファストボールもある。パワーのある打者にも効果的だと思う。彼はメジャーで成功すると思うよ」
こう語ったのは米メディア「ジ・アスレチック」のデニス・リン記者だった。地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」で長らくパドレス番を務めていたが、今季から転職。新たなメディアでもパドレス担当として日々、健筆を振...