グラウンドの上で輝く選手やチームを支えているのはどんな人たちなのか。パ・リーグで働く全ての人を応援する、パシフィック・リーグオフィシャルスポンサーのパーソルグループと、パ・リーグインサイトがお届けする「パーソル パ・リーグTVお仕事名鑑」で、パ・リーグに関わるお仕事をされている方、そしてその仕事の魅力を紹介していきます。
選手の調査。それはベンチでの態度まで注視すること
国際化が進むプロ野球。海外からの選手の獲得というだけではなく、選手の派遣やチャレンジ、海外球団との交流や提携、情報の共有などますます広がり、複雑になっている。オリックスも先を見据えて積極的な展開を進めているが、こうした業務を担当するのが国際渉外部だ。まずは野球ファンにとって興味深い、外国人選手の獲得に関わる仕事から聞いてみよう。
「渉外担当の主な仕事内容は、外国人選手を獲得するにあたっての情報収集、駐米スカウトへの指示や連携などのマネジメント。新外国人選手候補においては駐米スカウトからも推薦がありますし、また、選手自身や選手の所属事務所からの売り込みもあります。その中から日本で活躍できそうな選手をリストアップ。その後、編成部長などが選手を決定し、実際に契約の段階となれば代理人との交渉や契約書の作成などを手がけます」
2016年から現職に就いた羽場さん。実際に関わった選手の中には、ロメロ、マレーロ、アルバースといった選手がいる。実力も十分でチームに貢献してくれた選手だが、ハート(内面)の部分でもファンに支持される選手たち...