秋季練習がスタート「選手たちをまとめ、導くことが仕事」
楽天の秋季練習が14日、楽天生命パーク宮城で始まった。この日、就任会見を行った三木肇監督は秋季練習を「選手のことを知る時間にも充てたい」と位置付ける。
練習前のグラウンド。選手、スタッフを前に三木監督は「こうして同じユニホームを着て、2020年に野球を仕事としてみんなとできることが嬉しい。野球ができること、支えてもらっている人に感謝をしながら勝ちを目指して頑張りましょう」とあいさつした。約2時間半の練習では、選手やコーチ陣と積極的に言葉を交わした。
東京ヤクルトと北海道日本ハムで13年間、プレーした三木監督は2008年に現役を退いた後、東京ヤクルトと北海道日本ハムで内野守備走塁コーチや1軍ヘッドコーチを経験。今季は楽天の2軍監督としてイースタン・リーグ初優勝に導いた。「野球をもう一度、選手に勉強してもらい、野球観を上げてほしい」という石井一久GMは「それができる監督だと思う」と新指揮官に期待を寄せる。三木監督自身は小、中、高校時代の指導者に感謝しながら、上宮から東京ヤクルトに入団した時の監督だった野村克也氏の教えがベースになって...