第1次戦力外通告期間が1日にスタート 昨年通告された選手はどうなった?

2019.10.1(火) 07:40 Full-Count
東京ヤクルト・五十嵐亮太※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

昨年は計106選手に非情通告、新天地で活躍を見せる選手も

 2019年のプロ野球はセ・リーグでは巨人が5年ぶり37度目のリーグ優勝、パ・リーグは埼玉西武が連覇を達成した。パは福岡ソフトバンクが2位、楽天の3位が確定、セは横浜DeNAが2位、3位は阪神で決まりクライマックスシリーズ(CS)を戦う。
 そんな中、各球団は10月に入れば来季を見据えたチームづくりも始めなくてはならない。10月17日のドラフト会議を前に、1日からは第1次戦力外通告がスタート。昨年は第1次期間に66選手、第2次期間には40選手と、計106選手が非情通告を受けた。ただ、そこからトライアウトなどを経て新天地を見つけ、活躍を続けている選手もいる。
 昨年、福岡ソフトバンクから戦力外となった五十嵐亮太投手は東京ヤクルトと契約。前年(23試合)を上回る45試合に登板し5勝1敗、4ホールド、防御率2.98の成績を残した。また、巨人を戦力外となった中井大介内野手は合同トライアウトを経て横浜DeNAに移籍し79試合、打率.248、3本塁打、7打点と一定の成績を残した。

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