オリックス岸田、笑顔の引退会見 唯一やり残したことは「優勝したかった、そこだけが悔い」

2019.9.20(金) 16:32 Full-Count 橋本健吾
引退会見に臨んだオリックス・岸田護※写真提供:Full-Count(写真:橋本健吾)

引退試合は29日の福岡ソフトバンク戦「投げる機会がなかったら困ります(笑)」

 オリックスの岸田護投手が20日、京セラドームで会見を行い、今季限りでの引退を表明した。オリックス一筋、プロ14年目のベテラン右腕は「悔いがないと言えばゼロではないが、やり切ったという気持ちはある」と笑顔で引退を口にした。
 ここまで通算432試合に登板し44勝30敗、63ホールド、63セーブと先発、リリーフとしてチームを牽引。だが、今季はここまで1軍登板がなく「怪我ばっかりだった。心のどこかでまだできるというのはあるが、それは『過信』やでって。すっきりしている」とユニホームを脱ぐ覚悟を決めた。
 2009年には10勝を挙げたがシーズン途中に抑えに配置転換。その後は平野(現ダイヤモンドバックス)と共にセットアッパー、守護神として鉄壁のリリーフ陣...

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