引退試合は29日の福岡ソフトバンク戦「投げる機会がなかったら困ります(笑)」
オリックスの岸田護投手が20日、京セラドームで会見を行い、今季限りでの引退を表明した。オリックス一筋、プロ14年目のベテラン右腕は「悔いがないと言えばゼロではないが、やり切ったという気持ちはある」と笑顔で引退を口にした。
ここまで通算432試合に登板し44勝30敗、63ホールド、63セーブと先発、リリーフとしてチームを牽引。だが、今季はここまで1軍登板がなく「怪我ばっかりだった。心のどこかでまだできるというのはあるが、それは『過信』やでって。すっきりしている」とユニホームを脱ぐ覚悟を決めた。
2009年には10勝を挙げたがシーズン途中に抑えに配置転換。その後は平野(現ダイヤモンドバックス)と共にセットアッパー、守護神として鉄壁のリリーフ陣...