福岡ソフトバンクホークスが新会社「AcroBats」を設立。球団が引退後の活動をサポートする意義とは

2019.9.18(水) 17:41 パ・リーグ インサイト
写真左から事業・戦略・企画担当 江尻慎太郎氏、代表取締役社長 安積研二氏、元福岡ソフトバンクホークス攝津正氏(C)PLM

「アスリートはユニホームを脱いだ後でも“資産”」 アスリートの経験、力をセカンドキャリアにどう生かすか

 9月18日、福岡ソフトバンクホークス株式会社は、アスリートのセカンドキャリアサポートを行う新会社「AcroBats(アクロバッツ)株式会社」の設立を発表した。同日行われた記者会見では、代表取締役社長 安積研二氏と、事業・戦略・企画担当 江尻慎太郎氏に加え、同社とマネジメント契約を行った元福岡ソフトバンクホークス攝津正氏が登壇した。
 会見の冒頭、「アスリートはユニホームを脱いだ後でも“資産”」だと述べた安積社長。
「“引退選手のセカンドキャリア支援”を語るときに、就業支援をすることだけがアスリートや社会にとって必ずしも最適なものとは言えないという考えがあり、昨年末にプロジェクトチームを発足して議論をしてきました。その中でアスリートの価値やプロスポーツの価値、アスリートは感動させるのだということを、より永続的なものに変えていこうという結論に至りました」

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