オープン戦も終わりが見えてきた。開幕一軍を懸け、パ・リーグの多くの若手がアピールを続けているが、ここでは2人の大砲を紹介したい。北海道日本ハム・森山恵佑選手と楽天・内田靖人選手。彼らは昨季、イースタン・リーグ本塁打王を分け合った仲である。
ゴジラ2世と異名をとった北の和製大砲候補
2年目の森山選手は、専修大学時代に神宮球場のバックスクリーンを越える特大弾を放ったことでも有名だろう。2016年ドラフト4位で入団し、昨季はファームで99試合に出場、18本塁打を放って本塁打王を獲得した。
長打率もリーグトップの.448を叩き出し、一軍昇格も経験する。しかし結果を残すことができず、一軍のレベルの高さを痛感するルーキーイヤーとなった。
ただ今季は、開幕一軍に向けてオープン戦からアピールを続けている。2月24日の中日戦で、いきなり2本塁打を放つ大活躍でチームの勝利に大きく貢献。ここまで8試合に出場し、6安打2本塁打5打点、打率.333の...