昨季のファーム本塁打王が好調。ブレイクを期して一軍に食らい付いていく

2018.3.22(木) 22:31 パ・リーグ インサイト 吉田貴
東北楽天ゴールデンイーグルス・内田靖人選手、北海道日本ハムファイターズ・森山恵佑選手(C)PLM

オープン戦も終わりが見えてきた。開幕一軍を懸け、パ・リーグの多くの若手がアピールを続けているが、ここでは2人の大砲を紹介したい。北海道日本ハム・森山恵佑選手と楽天・内田靖人選手。彼らは昨季、イースタン・リーグ本塁打王を分け合った仲である。

ゴジラ2世と異名をとった北の和製大砲候補

2年目の森山選手は、専修大学時代に神宮球場のバックスクリーンを越える特大弾を放ったことでも有名だろう。2016年ドラフト4位で入団し、昨季はファームで99試合に出場、18本塁打を放って本塁打王を獲得した。
長打率もリーグトップの.448を叩き出し、一軍昇格も経験する。しかし結果を残すことができず、一軍のレベルの高さを痛感するルーキーイヤーとなった。
ただ今季は、開幕一軍に向けてオープン戦からアピールを続けている。2月24日の中日戦で、いきなり2本塁打を放つ大活躍でチームの勝利に大きく貢献。ここまで8試合に出場し、6安打2本塁打5打点、打率.333の...

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