8月25日、高槻萩谷バファローズ球場で行われたオリックスと阪神のウエスタン・リーグ公式戦、第23回戦は、2対11でオリックスが大敗を喫した。
オリックスの投手陣が猛虎打線に襲われる。先発の荒西祐大投手は1回表、2死1塁から陽川尚将選手に左中間を破る適時打を浴びて先制を許すと、2回には適時二塁打で失点を重ね、3回2失点の内容で降板。4回表から登板したエップラー投手は連打に失策が絡み、2点を失った。反撃を見せたい打線は1回裏、1死2塁で杉本裕太郎選手が一時同点となる適時打を放ったが、2回からは4イニング続けて3者凡退と元気が見られない。
6回表のマウンドには青山大紀投手が上がったが、打者一巡で3点を献上する苦しい内容で、オリックスは6点を追う展開に。直後の6回裏に杉本選手の2本目の適時打で1点を返したが、7回表に登板した左澤優投手は適時打と2ラン、8回表に登板した成瀬善久投手は阪神にこの日20本目の安打と犠飛を浴びて2対11と試合は決定的になった。オリックスは投打ともに振るわず、高槻での2試合を連敗で終えた。大敗の中で杉本選手が2本の適時打を放ったことが唯一の光明だ。
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