球団マスコットというと、スタジアムを盛り上げる姿が思い浮かぶだろう。しかし、球場を離れ、地域貢献活動に専念する異例の存在が北の大地にいる。それが北海道日本ハムファイターズのマスコット、B☆Bだ。
2004年、北海道日本ハムファイターズの誕生とともにデビューしたB☆Bは、3年目にあたる2006年より北海道の212市町村(当時)を訪問し、その映像を札幌ドームで上映する地域貢献活動「212物語」を開始。この一大プロジェクトを10年かけて完遂させたB☆Bは、2018年にファイターズメインマスコットのポジションをフレップに任せ、自身の活動の場を北海道の地域貢献へ移すという、球団マスコットとしては異例の展開を見せる。
札幌ドームでの活動を離れて1年目となる昨年は北海道命名150年事業に「みらい大志」として参加した。そして、今年4月に球団はB☆Bによる新規地域貢献プロジェクト「The HOME~B☆Bみらい大志プロジェクト...