50メートル5秒7の周東佑京選手、遊撃正面への平凡なゴロが…
福岡ソフトバンクの育成野手が衝撃の内野安打を放った。その舞台となったのは、18日に福岡ソフトバンクのファーム本拠地・タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ阪神戦。打ったのは、今季からホークスの一員となった育成ドラフト2位・周東佑京内野手だった。
「2番・左翼」でスタメン出場した周東選手が、驚きの一打を放ったのは初回の第1打席だ。1ボールからの2球目。阪神のドラフト2位・高橋遥人投手の真っ直ぐをはじき返した打球は、遊撃正面への平凡なゴロに。熊谷敬宥選手が余裕を持ってキャッチし、一塁へと送球したのだが、快足が武器の周東選手の足が勝り、なんと内野安打にしてしまった。
前日17日の同戦でウエスタン・リーグ初スタメンを果たすと、第4打席には左翼線への安打を放った。普通なら二塁打であろう当たりであったが、これも周東選手は俊足で三塁打としていた。東農大二高、東農大オホーツクと進み、ホークスに入団した周東選手。50メートル5秒7を誇るスピードは見るもの...