渡邊佳明(わたなべ・よしあき)/内野手
#48/1997年1月8日生まれ
180cm・79kg/右投左打
横浜高校から明治大学を経て、2018年のドラフト6位で楽天に入団。当時の横浜高校の監督であり、祖父でもある渡邊元智氏の猛反対を押し切って、名門・横浜高校野球部の門を叩いた。しかし、渡邊選手がいくら活躍してもスポットライトを浴びるのはいつも祖父。そんな厳しい環境に身を置いて反骨心を燃やし、技術と精神を磨いた。大学時代は、1年の春からベンチ入りし、2年にはレギュラーに定着。4年になった2018年の東京六大学秋季リーグでは打率.420を残して首位打者に輝き、4年間で4度もベストナインを受賞するほどの高いポテンシャルの持ち主だ。
2019年春季キャンプは一軍でスタートし、オープン戦終了まで一軍で走り抜けた。開幕一軍への生き残りをかけて、経験がほぼゼロに等しい外野の守備にも挑戦し、首脳陣へ意欲を見せたが、惜しくも開幕一軍の切符を勝ち取ることはできなかった。開幕後の約2カ月間は二軍で実戦経験を積み、5月19日に同期の小郷裕哉選手とともに一軍初昇格を果たす。すると21日の北海道日本ハム戦で代走としてプロ初出場。23日の同カードでは初スタメン、待望の初ヒットを放ち、ようやくプロ野球選手としてのスター...