福岡ソフトバンクが26日、千葉ロッテに快勝し、北海道日本ハムが埼玉西武に敗れたことで首位に返り咲きを果たした。ペナントレースも終盤。2強のデッドヒートはまだまだ続きそうだ。
悪夢の首位陥落から一夜、投打の噛み合う試合を展開した。主役は先発の和田投手と、3番の柳田選手。初回2死、この試合前まで防御率リーグトップの千葉ロッテ先発・石川投手からバックスクリーンへの15号ソロで先制。「いいスイングで、ホームランになると思った。パワーはないですけど、気持ちが入って飛んでくれました」。会心の一撃で、昨夜からの嫌な流れを振り払うと、さらに2死1,3塁で松田選手、江川選手の2者連続適時二塁打によってこの回、一挙4得点をたたき出した。
2回も2得点し3回、江川選手が左翼席中段へのソロ本塁打などで2点を得て、序盤だけで8得点。7回にも1死2,3塁から本多選手、柳田選手の2者連続適時打で3点を奪い、ダメ押し。チームの勝ち頭・和田投手にとって、十分すぎる援護点をプレ...