1年生から早実で清宮幸太郎とクリーンナップを形成した野村
第101回全国高等学校野球選手権大会は6日、阪神甲子園球場で開幕する。今年も各都道府県大会を勝ち上がってきた49の代表校が、深紅の大優勝旗を目指して熱戦を繰り広げることになる。
全国の高校球児にとって「聖地」となる阪神甲子園球場。春の選抜、そして夏の選手権と、これまで数々のドラマを生み出し、感動を呼ぶ舞台となってきた。「聖地」に立った感触は、そして、その甲子園で戦う感覚というのは、果たしてどんなものなのだろう。
2015年の夏の甲子園で、大きな脚光を浴びた1人が早実の清宮幸太郎(現北海道日本ハム)だった。幼少期から注目を集め、1年生にして名門・早実のクリーンナップを担った天才スラッガーだ。そして、この年の清宮の姿に憧れて早実に進学したのが、こちらも1年生から中軸を担うことになる野村大樹(現福岡ソフトバンク...