速球に差し込まれない練習を開始、井口監督「ガンガン打っている成果が出た」
高校時代は「東の清宮」に「西の安田」。北海道日本ハム清宮選手が病気入院の中で、千葉ロッテの安田選手はしっかり結果を残した。
14日のオリックス戦(ZOZOマリン)で7回から三塁の守備に入ると、3対4で迎えた7回裏に先頭中村選手が中前打で出塁。オリックス2年目の快速右腕・山本投手の暴投で無死3塁の得点機となり、安田選手は真ん中高め、やや内角寄りの154キロをフェンスギリギリまで運ぶ同点犠飛でチームに貢献した。
8回に関谷投手が決勝のタイムリーを浴び、勝ちにはつながらなかったが「ああいう場面での犠牲フライはチームの目標でもあるので、打ててよかった」と安田選手。速い球に打ち負けないように、13日の試合後から室内のマシンで球速をMAXにし、さらに前めに立って150キロ級の速球に差し込まれない練習を開始していた。「速い球を居残りでガンガン打っている成果が出た」と井口監督も...