6月28日、タマスタ筑後で行われた福岡ソフトバンク対オリックスのウエスタン・リーグ公式戦は、4対2でオリックスが逃げ切り勝利。中盤で得た2点のリードを、中継ぎの好投と好守で守り切った。
福岡ソフトバンクのミランダ投手と、オリックスの吉田一将が先発を務めたこの試合は、両投手が順調に立ち上がりを終えた4回表に動いた。オリックスは山足達也選手の安打などで1死2塁の好機を得ると、マレーロ選手の適時打で先制。続く宮崎祐樹選手も初球を捉えて左翼後方フェンス越えの今季1号2ランを放ち、3対0とリードを握った。
しかし直後の4回裏、福岡ソフトバンクがすかさず反撃に出た。先頭・江川智晃選手が三塁打で出塁すると、田城飛翔(たしろ・つばさ)選手が適時二塁打を放ち1点を返す。美間優槻選手も適時打で続き、2対3とあっという間に1点差に...