開幕まで残すところ20日を切った3月11日。各地で行われたオープン戦で、パ・リーグを代表する先発投手たちが好投を見せた。
まずは楽天・岸投手。倉敷で行われた中日戦に先発すると、伸びのある直球とカーブ、チェンジアップといった変化球で緩急交えた投球を披露。4イニングスを投げ4奪三振、無失点、被安打はわずかに2つと、オープン戦初登板にして、その安定感を見せつけた。
2年目を迎えたオリックス・山岡投手は埼玉西武戦に登板。前回登板では3回を投げ被安打5、2失点と振るわなかった右腕だが、今日は本来の実力を発揮する。3回までに4つの三振を奪い、1人の走者も許さない完璧な投球を見せると、4、5回こそピンチを背負ったもののきっちりと切り抜け、6回まで無失点投...