6月19日、ナゴヤドームで行われた中日と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦」第2回戦は、終盤で逆転に成功した埼玉西武が5対2で勝利。逆転機を引き寄せ、2カード連続となる勝ち越しを決めた。
埼玉西武の先発・十亀剣投手は、2回裏に自身の守備のミスも絡んで1失点。4回裏にも加藤匠馬選手の適時打で2点目を許してしまうものの、カットボール、シュートを中心にボールを小さく動かし、球速差のあるカーブを絡めて打たせて取る粘りの投球。6回終了時点で2失点と、先発としての役割を十分に果たした。
何とか援護に出たい埼玉西武打線だったが、中日の先発・大野雄大投手をなかなか捉えることができない。140キロ台中盤の直球と、スライダー、シュートのコンビネーションに苦しみ、6回をわずか1安打に抑え込ま...