交流戦でペナントレースの「勢力図」が変わる? 昨年のセ・リーグは…
交流戦が始まる。2005年に始まってから15シーズン目、すっかり定着したが、同時に「パ・リーグが強い」ということも、定説化している。
なぜセ・リーグが勝てないかという問題は別にして、交流戦には「空気を変える」という大きな作用がある。開幕から2か月間、約50試合を戦ううちに各リーグには「勢力図」ができあがるが、交流戦で対戦相手が変わることで、その「勢力図」も変化する。
そのよい例が、昨年のセ・リーグだ。交流戦前後の順位...