足をかばう素振りに吉井コーチ「強制終了」、本人は「シーズン中だったら投げている」
北海道日本ハムの宮西尚生投手が3日、本拠地での千葉ロッテ戦で左膝裏を痛めて緊急降板した。試合後に本人は軽傷を強調したが、勝利の方程式に欠くことのできない左腕の降板は周囲をヒヤリとさせた。
吉井理人投手コーチが血相を変えてベンチから飛び出した。7回に4番手でマウンドに上がった宮西投手が先頭の細谷選手を中飛に打ち取った際、左足をかばう素振りを見せたからだ。
10年連続50試合以上登板している鉄腕は「(イニングの)最後まで投げる」と言い張ったが、次打者の吉田選手を三振に仕留めると交代を告げられた。「本人はマウンドを降りるのは恥ずかしいと言いましたが、そういう年じゃないだろうと。2人で強制終了しました」と吉井投手コーチ...