「プロ野球講談 三球勝負の松之丞」 神田松之丞が語る、プロ野球と講談の共通点

2019年5月14日 18:00 パ・リーグ インサイト

 主に歴史上のできごとを元に、釈台と呼ばれる小さな台を張扇でパンパンと叩きながら喋る伝統芸能「講談」をご存知だろうか。長年低迷が続いていた伝統話芸の講談界に、新風をもたらした男がいる。今、“最もチケットの取れない講談師”として名高い、神田松之丞。2020年2月には9人抜きで真打ちに昇進し、六代目神田伯山を襲名する彼が、パ・リーグの名場面を講談で語る企画が実現! 普段は古典を題材に語ることが多い講談を野球の名場面で行うと一体どうなるのか? 現場の様子をレポートする。
 4月某日、スタジオに講談の釈台バッグを自ら持って現場に現れた松之丞氏。飄々とした佇まいは、街を歩けば出会うような普通のお兄さんという印象。しかし、着物に着替え、一度講談が始まるとまるで何かが憑依したかのような迫力の語りが始まる。驚くべき物語の再現力。聞けば聞くほどその世界に引き込まれ、頭の中に田中将大投手の24連勝の軌跡と、大谷翔平選手の二刀流が誕生した名シーンが映像のように浮かんでくる。
「プロ野球講談 三球勝負の松之丞」
一、田中将大 2...

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