吉田正尚(よしだ・まさたか)/外野手
#34/1993年7月15日生まれ
173cm・85kg/右投左打
福井・敦賀気比高校から青山学院大学を経て、2015年のドラフト1位で入団。代名詞でもある豪快なフルスイングから放たれる規格外の打球が多くの話題を集めるが、NPB通算打率は3割を超え、出塁率も4年連続で4割を超えるという確実性と選球眼も持ち合わせている。加えて2019年は521打数で64三振、2020年は408打数で29三振にとどまっており、決して「振り回す」だけの打者ではない。打者としてのトータルバランスに優れた、底知れないポテンシャルを持つ大器である。
プロ入り1年目の2016年は開幕スタメンに抜てきされると、ドラフト制導入後の新人タイ記録となる6試合連続安打を記録。最終的には63試合で打率.290、10本塁打、34打点、OPS.854の堂々たる成績を残した。続く2017年は64試合で打率.311、12本塁打、38打点、OPS.928とハイレベルな打撃を見せながらも、試合数が示す通り、腰痛の影響でシーズンを通じて戦い抜くことができて...