5月5日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天の一戦は、今井達也投手のプロ初完封で4対0で埼玉西武が勝利。ひとりでマウンドを守った若獅子を支えたのは、好調打者陣だ。この日はこどもの日ということで、秋山翔吾選手が毎年恒例としている「ひとり親家庭の親子」招待デーでもあった。そのこどもたちの前で、秋山選手が躍動する。
秋山選手の今日の活躍を振り返る。1回裏、第5号右中間へのソロ本塁打を放つと、4回裏には、安打と盗塁でチャンスを拡大しメヒア選手の適時打でホームイン。さらに、6回裏には敵失も絡み3塁へ出塁すると、山川穂高選手の13号本塁打で生還と全ての点に絡む活躍を見せ、この日4打数3安打1盗塁と大暴れ。埼玉西武は4対0と点差を広げ、十分すぎる援護を今井投手に与えた。
先発マウンドに上がったのは、4月に3勝(2敗)を挙げ、着実にエース街道を邁進する今井達也投手。この日も緩急織り交ぜた投球で楽天打線を翻弄する。130球を被安打3、三振5、与四球4という投球内容だった。今日の完投をきっかけに、首脳陣の信頼は確固たるものにな...