5月5日、オセアンバファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと楽天のファーム公式戦は、2対2の引き分けでゲームセット。対照的な内容ながら両先発が長い回を投げ、中継ぎ陣が無失点リレーをつないだ。なお楽天・石原彪選手が攻守で好プレーを見せた。
先発は、オリックス・松葉貴大投手と、楽天・藤平尚真投手という一軍でも実績のある両投手だった。今季一軍では3連敗を喫し、4月24日に降格した松葉投手だが、さすがに若手ばかりの楽天打線相手には、付け入る隙を与えない。
1回表、2回表を3人で終わらせると、2回裏からオリックス打線が援護する。杉本裕太郎選手が4試合連続ヒットとなるタイムリーで先制点をもたらし、3回裏にも藤平投手の暴投で加点。試合序盤で、オリックスが2対0とリー...