通算137発のヒンスキー打撃コーチ「球を手元に引きつけていた」
26日(日本時間27日)の敵地パドレス戦に「2番・DH」で先発し、打者デビューを飾ったエンゼルス大谷翔平選手。2四球を選んだ後にセンター前に初安打を放ち、初打点を記録するなど満点スタートを切った。打席で決して動じる様子を見せなかった23歳に、エンゼルスのヒンスキー打撃コーチは「アメージングだ」と称賛を惜しまなかった。
1打席目は2球で追い込まれながら、我慢強さと選球眼を生かして四球で出塁した。2打席目も四球を選んで2連続出塁。4点を追う5回1死2塁では、初球の150キロ速球を積極的に振り、センター前にタイムリーを放った。「リラックスして見えたし、球数も多く見られた」と収穫を話す打撃コーチは、同時に打席で平静さを失わなかった姿に目を引かれたようだ。
「ボールを手元に引きつけていた。頭が前に出ることがなく、早い段階でボールを見極められている。投手側の足(踏み出す足)をソフトに構えているので、軸足に体重を残して、うまく手と下半身を使えている。最初の試合...