吉田正尚が決勝弾! 「青波」オリックスが平成最後のゲームで鮮やか逆転勝ち

2019.4.29(月) 15:56 パ・リーグ インサイト
オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月29日、京セラドーム大阪で行われたオリックス対埼玉西武の第6回戦は、吉田正尚選手に豪快な決勝弾が飛び出したオリックスが、5対3で逆転勝利。「オリックス・ブルーウェーブ」のユニホームをまとい、全員が仰木彬氏の背番号を背負った平成最後のゲームで、一進一退の攻防を制した。
 試合は初回から動きを見せた。2死3塁で埼玉西武の4番・山川穂高選手が、オリックスの先発・アルバース投手の投じた2球目を力強く振り抜き、レフトスタンドへ飛び込む第11号2ラン。「打った瞬間にホームランになると思いました!」と語るホームランキングの満足げな一発で、埼玉西武が2点を先制した。
 だが4回裏、埼玉西武先発の十亀剣投手が突如乱れ、オリックス打線がその隙を突いた。先頭の佐野皓大選手の安打と盗塁、続く吉田正尚選手の四球などで2死1,3塁の場面。打席に立ったドラフト7位ルーキーの中川圭太選手が、期待に応える同点タイムリーを放つ。「前の打席ではインコースのボールで打ち取られていたので、振り負けないように打席に入りました」と言う若手の一打で、試合は2対2と振り出...

続きを読む

関連チーム記事/TEAM