オリ154キロ19歳右腕が激白 1軍初勝利のフォームを捨て「進化のための変化」

2018.2.26(月) 13:44 Full-Count
インタビューに応じるオリックス・山本由伸投手

最速154キロ右腕は昨年は23年ぶりに高卒新人勝利を挙げた

無限の可能性を秘めた19歳がオリックスに現れた。涼しい顔で150キロ台を連発する高卒2年目・山本由伸投手。ルーキーイヤーの昨年は5試合全てに先発し1勝1敗、防御率5.32。チームの高卒新人勝利は1994年の平井正史(現1軍投手コーチ)以来、23年ぶりの快挙だった。宮崎キャンプでは1軍に抜擢され、がむしゃらに一軍に食らいついている右腕に話を聞いた。
2016年に都城高からドラフト4位でオリックスに入団した山本投手。その右腕のプロデビュー戦は衝撃の連発だった。2017年8月20日、京セラドームで行われた千葉ロッテ戦。150キロを超える直球とスライダー、ツーシームなどを交え5回7安打1失点の好投を見せた。初白星こそ逃したものの、代打・井口(現ロッテ監督)にも臆することなく真っ向勝負で三ゴロ併殺に抑えるなど、度胸満点の投球を見せつけた。
「今思えば、すごい経験をさせてもらったなと思います。二軍でも一軍でも必死にやって、気の抜けるところがなかった。本当にがむしゃらにやっていたことが良かった...

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