日本球界唯一のメキシコ人選手として。アマダー選手は、その打棒で歴史を作れるか

2018.2.19(月) 21:21 パ・リーグ インサイト 望月遼太

193センチ135キロの巨躯を誇る楽天のジャフェット・アマダー内野手は、日本球界の歴史上、最重量の選手である。そして、アマダー選手にとって来日3年目となる今シーズンは、NPBに在籍する唯一のメキシコ人選手としての戦いでもある。

その打棒で何度もチームを救った昨年

その体格通り長距離砲として期待され、2016年に楽天の一員となったアマダー選手。初年度は故障に悩まされながらも、39試合で9本塁打を放ってそのパワーの片鱗を見せ付けた。
しかし、来日2年目となる昨年は、開幕序盤は打率が2割台前後を行き来する低空飛行を続けてしまう。それでも、そのポテンシャルを信じて起用を続けた梨田監督の期待に応え、シーズン中盤からは豪快なバッティングを披露し始めた。
7月に8本塁打、9月までの3カ月で16本塁打を放って復調をアピールすると、通算では121試合に出場して打率.237ながら、23本塁打65打点という好成績を残す。日本球界初の「外国人選手20発トリオ」の一角として、チームのAクラス入りにも大き...

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