4月7日、京セラドーム大阪で行われたオリックス対楽天の第3回戦は、延長12回までもつれ込んだ結果、5対5の引き分けに終わった。オリックスの先発・榊原翼投手はしっかり仕事を果たしたが、土壇場で楽天が追い付き、延長戦では両チームの投手陣が譲らなかった。
試合が動いたのは2回裏。オリックスは1死から6番・西野真弘選手が、楽天の先発・藤平尚真投手の甘く入った真っ直ぐを一閃。打球はライトポール際に吸い込まれて今シーズン第1号のソロとなり、幸先よく1点を先制する。
オリックスは4回裏も、ヒットと四球などで1死1,3塁とすると、8番・若月健矢選手のセーフティスクイズと楽天のミスで2点目を奪い、続く9番・後藤駿太選手も2点適時打を放つ。さらには、この打席まで打率.129と低迷していた吉田正尚選手も中前適時打で今季初打点を挙げて5対0とし、一気に楽天...