もうタラレバは言わせない。ついに悪夢を振り払った韋駄天が、機動力野球をけん引する

2018.2.8(木) 18:46 パ・リーグ インサイト 望月遼太

千葉ロッテの荻野貴司外野手は昨年、初めて大きなケガをすることなくシーズンを終えた。次なる目標は当然、ルーキーイヤーから期待され続けている自身初の栄冠となるだろう。
「ケガさえなければ」と言われ続けてきた男が、ついに課題を克服し、いよいよそのポテンシャルをフルに発揮しようとしている。

ルーキーイヤーから46試合で25盗塁。端正な顔に驚異の「脚」

郡山高校、関西学院大学、トヨタ自動車を経て2009年のドラフト1位で千葉ロッテに入団した荻野貴選手は、ルーキーイヤーから46試合で25盗塁を記録する驚異的な俊足を披露して、周囲の度肝を抜いた。
ケガでシーズン中盤以降を棒に振ってしまったものの、打率.326をマークする打棒も含め、翌年はさらなる活躍が期待...

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