3月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の開幕戦は、5対4で千葉ロッテが勝利。白熱のシーソーゲームを、計3本塁打の一発攻勢で制した。
先制したのは千葉ロッテだった。1回裏、東北楽天の先発・岸孝之投手が、高卒ルーキーながら開幕スタメンに抜擢された1番・藤原恭大選手を右飛に仕留めて、1死となった直後。続く加藤翔平選手が岸投手のカーブを捉えて右翼席へ放り込み、先制点をもたらす。
先制を許した東北楽天は、すぐさま反撃。2回表、千葉ロッテ先発・石川歩投手に対し、先頭の島内宏明選手がセンター前で出塁すると、続くウィーラー選手が「岸が先制された後だったので、なんとかしたかったんだ」と語る2ランを放って逆転する。しかし4回裏、中村奨吾選手の1号ソロで千葉ロッテが同点に追い付き、試合は両者一歩も譲...