3月29日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦4回戦は、8対7で埼玉西武が逃げ切り勝ち。試合終盤に追い詰められたものの、相手のミスを見逃さずに攻め、勝敗を2勝2敗の五分に戻した。
東北楽天・戸村健次投手と埼玉西武・本田圭佑投手の先発で始まった試合は、両投手とも制球が安定せず、序盤から激しい展開となった。まずは2回表に、埼玉西武の4番・川越誠司選手が右中間に先制ソロをかっ飛ばすと、その裏、東北楽天のフェルナンド選手が逆転の3号2ランで試合をひっくり返す。
しかし、3回表、埼玉西武の3番・メヒア選手が無死1塁から二塁打を放ち、東北楽天内野陣が外野からの返球処理にもたつく間に、一走が生還。すぐさま同点に追いつく。さらに4回表、埼玉西武は東北楽天の遊撃手・山崎剛選手の失策と、死球から生まれた1死1,2塁のチャンスで、戸川選手の適時三塁打、メヒア選手の適時打とつないだ。この回一挙3得点を挙げ、5対2とリー...