埼玉西武誕生40周年。栄光をつかみ獲るために帰ってきた背番号「7」

2018.1.27(土) 00:00 パ・リーグ インサイト 吉田貴

2018年は、所沢に埼玉西武が誕生して40年。チームは「CATCH the FLAG 2018栄光をつかみ獲れ!」というスローガンを掲げ、2008年以来の頂点を目指す。そして、この記念すべきシーズン、かつてのスーパースター・松井稼頭央選手が15年ぶりに帰ってくる。
しかし、松井稼選手が楽天のユニホームを着ていたのも7年という長い期間。若いファンにとって松井稼選手は、楽天の選手というイメージが強いのかもしれない。そこで今回は、西武時代の松井稼選手がどのような選手だったのか、改めて振り返ってみたい。
1993年のドラフトで西武から3位指名を受けて入団。PL学園高校では投手を務めたが、野手としてのプロ入りだった。圧倒的な身体能力と類い稀な野球センス、未経験だった遊撃守備と両打ちをものにする不断の努力が実り、2年目に早くも一軍に定着すると、走・攻・守揃った正遊撃手として、一気に球界のスターダムにの...

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