左肩肘の故障で4年ぶり支配下登録 工藤監督も期待「球に力がある投手はぜひ欲しい」
福岡ソフトバンクの川原弘之投手が26日、4年ぶりに支配下復帰を果たした。2009年のドラフト2位で指名を受けて入団するも、左肩や左肘の故障で2016年シーズンから育成契約。長いリハビリを経て2017年に実戦に復帰し、2019年シーズン開幕を前に晴れて支配下復帰を勝ち取った。
新しい背番号は「63」。川原は苦難を乗り越えての支配下復帰に「素直にうれしい。10年間待っていただいた球団に感謝したい」と語った。自らのアピールポイントについて「しっかり腕を振って投げたボールはそう簡単には打たれない。そういう腕を振った時のボールには自信があります。1年間を通して1軍にいたいと思いますし、いずれは勝ちパターンで投げるピッチャーになりたい」という。
「投げられない時期が長くて苦しかったです。戦力外になって、肩の手術、肘の手術と、これまで3回野球人生が終わってもおかしくなかった。野球ができる幸せをかみしめてプレーしたいです」という川原は、1軍のマウンドで左の切り札となるべく10年目のリスタ...