3月23日にタマスタ筑後で行われた、福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦。終盤まで緊迫した投手戦となった試合は、三森大貴選手の劇的なサヨナラアーチで福岡ソフトバンクが2対0の劇的な勝利を飾っている。
試合は前日に続いて投手戦となり、両チームともゼロ行進のまま終盤へ。福岡ソフトバンクは7回表と8回表にルーキーの泉圭輔投手がそれぞれ走者を3塁に背負うが、粘りのピッチングで勝ち越し点は許さず。試合は両者無得点のまま9回に突入する。
9回表は3イニング目となった泉投手が続投して阪神打線を無得点に抑えると、直後の9回裏にドラマが待っていた。9回1死から代打の長谷川勇也選手が二塁打を放ってサヨナラのチャンスを作ると、トップバッターの三森選手が阪神・呂彦青投手のボールを捉える。豪快に振り抜いた打球は右翼フェンスを越えてサヨナラ2ランとなり、福岡ソフトバンクが劇的な形で勝...