オープン戦では清宮を上回る打率.500、2本塁打、3打点をマーク
北海道日本ハムの清宮幸太郎内野手が4日、都内の病院で精密検査を受け、右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折と診断された。3日の横浜DeNAとのオープン戦(札幌ドーム)の9回の第4打席でスイングした際に違和感を訴え、途中交代していた。今後の経過、見通しは未定。初めて選出されていた9、10日の侍ジャパン強化試合・メキシコ戦の出場も辞退した。
栗山ハム、侍ジャパンの若手有望株が戦線離脱――。開幕戦は絶望的で3年ぶりの日本一を目指すチームにはショッキングなニュースとなったが、1軍定着、開幕スタメンを目指す選手たちにとってはチャンスとなるのは間違いない。まず、その筆頭として挙げられるのが大卒4年目の25歳、横尾俊建内野手だろう。
横尾は2015年ドラフト6位で北海道日本ハム入り。1年目こそ1軍10試合出場にとどまったが、17年50試合出場、昨季は74試合出場と着実に成績をアップ。昨季は打率.207、9本塁打、24打点をマークした。持ち味は高校通算58本塁打を記録した長打力だが、昨季は守備でも一塁(12試合)、二塁(31試合)、三塁(22試合)、外野(7試合)と多くのポジションを守った。複数ポジションをこなせるのは大きな...