名実ともにエンゼルスの“顔” 巨大看板に「うれしいんじゃないかなと思います」
エンゼルスのキャンプ地、アリゾナ州テンピ・ディアブロ・スタジアムの正面ゲートに、巨大な大谷翔平投手のバナーが新たに登場した。移籍1年目の昨年は当然、大谷の写真はなかったが、今年はエンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手との“2枚看板”写真がファンを出迎えている。これについて、エンゼルス広報担当副社長のティム・ミード氏に直撃した。
現代野球で前例のない“二刀流”に挑戦中の大谷。昨年は投手として4勝、打者として22本塁打を打つなどの活躍で新人王を受賞し、スターダムを駆け上がっている最中だ。そんな大谷について、ミード氏は「マーケティングの面もあるが、やはり優れた、人気のある選手という地位を勝ち取ったからバナーに載っているんだ」と評価。「新人王を獲るなどの彼の活躍は、カリフォルニアのファンだけでなく、野球ファンのためにやったこと。注目すべき価値のある選手だからこそあそこにいるんだよ。この先何年もバナーに載っていられればいいと思っているよ」。大谷がエンゼルスの一員として長く活躍することに期待している。
球場バナーの“仲間入り”を果たし、トラウトらとともにエンゼルスの“顔”として認識され始めている大谷。エンゼルスのレギュラーシーズンの本拠地、エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムにも巨大写真が登場することになる...