今季自己最多の85試合に出場した千葉ロッテの三木選手が、打率.242をマークした。プロ4年目で初めての打率2割台。安打数も昨季の10本から50本に増え、課題とされてきた打撃でアピールに成功したと言ってもいいだろう。
右手の指を骨折し8月下旬に無念の戦線離脱となったものの、チーム随一の守備力も評価され、激しい内野のレギュラー争いにおいては頭一つ抜けた存在だ。井口新監督の下、来季から生まれ変わるチームで、三木選手の勝負強い打撃と堅実な守備は必ず力になるだろう。
三木選手は遊学館高校を卒業後、上武大学に進学。2年秋の関甲新リーグで首位打者、3年春には打点王を獲得する。日本大学野球選手権ではチームの創部初の優勝に貢献すると、2013年のドラフト3位で千葉ロッテに...