同じ轍を踏まないよう万全を期す「本当はブルペンにも入れるんですけど…」
連覇を狙う埼玉西武の開幕ローテーション候補の一人、榎田大樹投手が12日、右ハムストリングの張りにより別メニューでの調整を行った。
「阪神時代からこの時期にいつも出るんです」という右ハムストリングの張り。榎田にとっては4年前から付き合ってきている体からのシグナルで「疲れているってことですよ」と、南郷名物の階段を登りながら笑顔で答えた。
これまでは、結果を出さなければいけない立場から無理して故障につながり、春先の出遅れにつながることがあった。実際に「去年(移籍前の)阪神の時に(足を)やってしまった」とのことで、移籍直前は投球ができなかったという。だが今回は「そこまでいかないようにセーブしています。何度も経験しているので」と、同じ轍を踏まないよう万全を期しての別メニ...