鷹・工藤監督が甲斐にマンツーマンレッスン キャンプ初の打撃投手も務める

2019.2.9(土) 17:50 Full-Count 福谷佑介
福岡ソフトバンク・甲斐拓也相手に打撃投手を務めた工藤公康監督(奥)※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

「彼の打撃を良くしたい気持ちは分かるのでちょっとでも手伝えたら」

 福岡ソフトバンクの工藤公康監督が、今キャンプ初となる打撃投手を務めた。宮崎キャンプ第3クール初日の9日、全体練習終了後に室内練習場で甲斐拓也捕手を相手に緩いボールだったが、約1時間、ボールを投げ続けた。
 全体練習が終了し、甲斐が特打を終えた後だった。立花義家打撃コーチ、関川浩一打撃コーチからアドバイスを受けていた。そこに工藤監督、さらには王貞治球団会長も加わり、総出で打撃指導が行われた。そこから場所を室内練習場に移すと、工藤監督との“マンツーマンレッスン”が始まった。
 地面に寝そべり曲げた膝を左右に振るストレッチを行うと、そこから工藤監督が投げる緩いボールを次々に打ち返し、再びストレッチ。これを約1時間繰り返した。工藤監督は「打撃のアドバイスはしていないよ」と語り、練習の意図を「体の動き、体幹の動きが固いんじゃないか、ということで。動きを作りながらやってみたら、どうかとね。肩甲骨や胸骨のあたりと筋肉が固くて、体と一緒にバットが出てきてしまう。本来は捻られたり、遅れて出てくるんだけどね」...

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