今夜から、東京ドームで「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」が開幕する。稲葉監督にとっての初陣となる今大会。大事な初戦の相手は韓国代表だ。先発マウンドに上がる薮田投手(広島)は、今季セ・リーグ最高勝率を獲得した。強肩が武器の甲斐選手(福岡ソフトバンク)とバッテリーを組み、侍ジャパンの開幕白星を目指す。
薮田投手は1回表、2回表といずれも先頭に四球を与え、得点圏に走者を背負うものの、決定機を凌いで韓国打線を無失点に抑える。
試合が動いたのは3回裏。2死から2番・源田選手(埼玉西武)が四球を選ぶと、3番・近藤健選手(北海道日本ハム)の打球が二塁手の前で高く弾む内野安打となる。1塁走者の源田選手は俊足を飛ばして3塁を狙ったが、相手の悪送球が絡んで一気に本塁へ生還。若い2人のバットと好走塁で日本代表が1点...