昨日は序盤に奪ったリードを守り切り、台湾代表との3連戦勝ち越しを決めた千葉ロッテ。3連勝を懸けた今日はルーキーの酒居投手を先発のマウンドへ送る。今季序盤は中継ぎとして登板を重ねたが、終盤には先発ローテーションの一角に加わると、ルーキーらしからぬ堂々としたピッチングを披露し、9試合中6試合でクオリティ・スタートを記録した。先発で5勝をマークし、今後を嘱望される右腕がどのような投球を披露するか、注目が集まる。
初回は両チームともに無得点で終えるが、試合は2回表に動く。先頭の井上選手がフェンス直撃の二塁打で出塁すると、そこから3者連続で四球を選び、押し出しで千葉ロッテが先制点を奪う。さらに無死満塁から8番・平沢選手が適時打を放って追加点。千葉ロッテが3試合全てで先制点を挙げ、スコアは2対0となった。
直後の2回裏に台湾代表に1点を返されたものの、それ以降は酒居投手が追加点を許さない。4回表には平沢選手の犠飛、5回表には角中選手の適時打でリードを3点に広げ、千葉ロッテ打線が酒居投手をしっかり...