埼玉西武投手陣の“再建”は? 投手コーチは「合格点」与える「想像以上に良かった」

2019.2.4(月) 15:13 Full-Count 岩国誠
埼玉西武・小野和義投手コーチ※写真提供:Full-Count(写真:岩国誠)

投手陣再建を託された小野投手コーチ「競争は個々の能力を高める」

 宮崎・南郷スタジアムで行われている埼玉西武A班春季キャンプは3日、早くも第1クールが終了。パ・リーグ連覇、そして日本一へ向けて大きな課題となっているのが投手陣だ。連日、各ピッチャーがブルペンで気迫のこもった投球を見せ、猛アピールしていた。投手陣再建を託された小野和義投手コーチはどう見ているのか。
「伸び悩んでいた若い投手陣が(自主トレで)一生懸命やってきた、作ってきたというのが、しっかりボールに現れていた3日間だった。想像以上に良かったと思います」と、第1クールの投手陣に「合格点」を与えた小野コーチ。しかし、「バッターが立ってからどうかが勝負になってくる。あくまでその前段階である『1軍レベルのボールを投げられる』ことに対して、想像以上に良かったということ」と、準備段階としての合格点であることを強調した。
 就任時にリーグワースト2位の511個(故意四球を含む)だった四球を減らすことを掲げていた小野コーチだが「それはこれから。打者に投げないことには、ブルペンでいろいろ話しをしてもわからない」と話す。一方で、「打者有利なカウントを作るくらいなら、どんどんストライクゾーンで攻めていきなさいよと。1球目で打たれてもいいから、どんどん攻めていきなさいよと。そういう意識を植え付けていく。今はその段階ではないが、これから徐々にやっていきます...

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