埼玉西武の「オールドルーキー」、71球の投球練習の中で見せた“変化”とその意図

2019.2.4(月) 08:10 Full-Count 岩国誠
春季キャンプで3日連続ブルペン入りした埼玉西武・森脇亮介※写真提供:Full-Count(写真:岩国誠)

ドラフト6位の森脇、第1クールは「60、70点」も「いつもどおりのバランスで投げられた」

 宮崎・南郷スタジアムで行われている埼玉西武・春季キャンプは3日、第1クールが終了。初日から各投手が猛アピールする中、社会人4年を経て、今年ドラフト6位で入団した「オールドルーキー」森脇亮介投手も3日連続のブルペン入り。「最初からアピールを」の気持ちを秘めて臨んだプロ野球初キャンプで「自分としてはいい形で投げられている」と、順調な滑り出しとなったことを自ら感じていた。
 合同自主トレとはまた違った練習メニュー。第1クールの3日間を終えた感想を「慣れないところもあって、疲れました」と正直に明かした森脇。「でも、結構。いや、かなり充実しています」と笑顔も見せた。
 連日、辻監督が見守る中でのブルペン入り。とくに第1クール最終日となった3日は、森脇のすぐ後ろに指揮官がいる状態での投球となったが「ブルペン入りした時には『監督見てるわ』と思ったんですが、投げ始めると気にならなくなりました」と振り返った。自らのピッチングに集中できたと語るあたりは、オールドルーキーならではの落ち着きのなせる技...

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