埼玉西武の投手陣は初日から18人がブルペン入り
昨年のパ・リーグ覇者、埼玉西武が1日、宮崎・南郷スタジアムで春季キャンプをスタートさせた。初日から18人の投手がブルペン入り。辻監督が見つめる中、昨年リーグ最多勝の多和田真三郎投手とドラフト1位・松本航投手を除く16名が捕手を座らせ、それぞれ力のこもったボールをキャッチャーミットに投げ込んでいた。
キャンプ初日のブルペンに内海哲也投手とともに、いち早く姿を見せたのが移籍2年目となる高木勇人投手。この日のブルペンでは18投手の中では最多となる155球。初日からみっちりと投げ込んでいた。
高木勇のボールを受けていた駒月仁人捕手は球数の多さに「聞いてなかったっす!」と苦笑いも「ボールは全体的に良かった。ストレートはちょっと動く感じ」と高評価。投球終盤で多投していたカーブについては、「カーブも軌道が変わっていて、バッターが打ちづらいのでは」と、オーストラリア・ウインターリーグに派遣された効果が現れていることをミットごしに感じ...