キャンプでの投球数の目標は「1590球」
福岡ソフトバンクの笠谷俊介投手が1日、B組ブルペンの一角を“占拠”した。工藤公康監督の熱血指導を受けながら初日から100球超え。B組スタートながらも1軍先発入りへの強い意欲を示した。
期待の左腕は懸命に投げ続けた。最初は背後で見守っていた工藤監督も途中からは横につき、最後は手前に出てリリースポイントを示しながら笠谷への熱血指導を続けた。昨秋の契約更改時に「絶対に(1軍の)先発枠を勝ち取る」と誓った笠谷の並々ならぬ意気込みが伝わる初日ブルペンだった。笠谷は、このキャンプでの投球目標数を1590球に定めており「先発を目指すなら投げないと行けない数字」とした。
「監督からのアドバイスは、秋のキャンプで言われたリズム、バランス、タイミングについてです。とにかく自分で確信をつかむまで投げていくしかないんです」と、キャンプで懸命に投げ続...