直球とカーブを交え40球「初めから色んな球種を投げると(感覚が)狂う」
巨人から加入した内海哲也投手が1日、移籍後初めてブルペンでの投球を披露した。今キャンプで最も注目を集める左腕の一挙手一投足に対して、無数のシャッターが切られた。ワインドアップのしなやかなフォームからストレート、カーブを織り交ぜて投球。後半はセットポジションからの感覚も確かめた。内海は「ぼちぼちですね、もっと(状態を)上げていかないと」と控えめに振り返った。
40球を投じる中で、最も意識したのはフォームのバランス。この日は「初めから色んな球種を投げると(感覚が)狂う」と、投球の軸であるストレートとフォームが乱れにくいカーブを選んで投げ込んだ。
投げ終わるとボールを受けていた森友哉捕手とすぐに意見を交換。「まずは僕を知ってもらうことが大事。持っているものや、弱点をわかってほしい」と10歳以上年齢の離れた森と積極的にコミュニケーションを...