2018年は開幕から一度も首位の座を譲らず、圧巻の強さで10年ぶりのリーグ制覇を果たした埼玉西武。文化放送「ライオンズエクスプレス」で放送された、連覇に挑む辻発彦監督と、「ライオンズナイター」の解説も務める球団OBの松沼博久氏の対談の模様をお届けしたい。
投手力以上に重視する、「戦うチームとしての力」
--2018年は強力打線を「獅子おどし打線」と辻監督が命名
辻監督「『獅子○○』といったらピンと『鹿威(ししおど)し』が出てきて、言ったらそうなっちゃったみたい。僕のイメージとしては落ちっぱなしじゃない、落ちても這い上がる。絶対に上にあがってやるという意味合いでしたね」
--防御率は4.24とリー...