日本シリーズ第4戦で横浜DeNAの濱口遥大投手が見せた8回1死までのノーヒットピッチングは、今シリーズのベストパフォーマンスとして記憶されることになるのではないだろうか。この試合で投げ合った福岡ソフトバンクの和田毅投手も、5回に2点を失うまで許したのは散発2安打のみとベテランの意地。横浜DeNAの今永昇太投手は2試合連続2ケタ奪三振と力強い投球を見せた。そこで、ここに過去20年間の日本シリーズで披露された、サウスポーたちの珠玉の快投を集めた。
※選手名の前の☆はシリーズの最高殊勲選手賞、◇は優秀選手賞で、○は勝利投手、スコアはホーム - ビジターで表記
【1997年】
◇石井一久氏(ヤクルト) 第1戦 対西武(西武ライオンズ球場) 0-1 完封○ 9回 116球 3安打 3四球 12奪...