リリーフ投手、控え野手、第三捕手…「1枠」の活用法は多岐にわたる
2019年シーズンから、日本プロ野球の一軍公式戦に出場できる「出場選手登録」の人数が1つ増枠されることが、21日に行われた実行委員会で決まった。ベンチ入りが可能な人数は従来通り25人のままだが、昨季までのように試合に起用される可能性がほぼゼロに等しい先発投手がベンチを埋めたり、そもそもベンチ入りの人数が25人未満となるようなケースは減少していくかもしれない。
今回増設された「最後の1枠」の使い道としては、中継ぎ投手を1人増やしてリリーフ陣の厚みを増したり、打撃や守備に特長がある選手を登録して戦い方に幅を持たせるといったケースが考えられる。また、昨季までは捕手2人制を取っていたチームが、増枠を機に捕手3人体制へと移行していく可能性もあるだろう。
そこで、今回は増枠によって一軍でより多くのチャンスを得られそうな選手たちをパ・リーグ6球団につきそれぞれ1人ずつピックアップし、その理由と新シーズンに向けた期待感を紹介し...